この章では、次のようなことを学びました。
・入出力機能を使うには、標準ライブラリ<stdio.h>を利用します。 ・scanf()関数・printf()関数を使って、標準入出力との書式つき入出力ができます。 ・gets()関数・puts()関数を使って、標準入出力との1行入出力ができます。 ・getchar()関数・putchar()関数を使って、標準入出力との1文字入出力ができます。 ・fscanf()関数・fprintf()関数を使って、ストリームの書式つき入出力ができます。 ・fgets()関数・fputs()関数を使って、ストリームの1行入出力ができます。 ・fgetc()関数・fputc()関数を使って、ストリームの1文字入出力ができます。 ・fopen()関数・fclose()関数を使って、ファイルのオープン、クローズができます。 ・fread()関数・fwrite()関数を使って、指定したデータサイズの入出力ができます。 ・fseek()関数を使って、ファイルポジションを移動できます。 ・コマンドライン引数を利用すると、プログラムに文字列を渡すことができます。 ・条件付きコンパイルを行うことができます。 ・組み込みマクロを使うことができます。 |
この章では、入出力やデバッグに関する機能を学びました。画面やキーボードへの入出力や、ファイルの読み書きを同じように扱うことができたでしょうか。ファイルなどを利用すれば、バリエーションに富んだ実用的なプログラムを作成できるようになるでしょう。入出力関数の書式は、本書のAppendixにあげている一覧表を参考にしてみてください。
練習
1.次のように3文字幅で画面に出力するコードを記述してください。
1 2 3 4 5
2 4 6 8 10
3 6 9 12 15
4 8 12 16 20
5 10 15 20 25
2. 1.と同じ結果をresult.txtというファイルに出力するコードを記述してください。
3. 2.について、結果を出力するファイル名をコマンドラインから指定できるようにしてください。
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