バーンダウンチャートとは?
バーンダウンチャートは「期限までに全ての作業を消化できるのか?」ということが一目で分かるグラフです。バーンダウンチャートでは縦軸に「作業量」、横軸に「時間」を割り当てて残りの作業量がグラフ表示されます。時間が進むと残りの作業量が減っていくので、右肩下がりのグラフになります。バーンダウンチャートには指標となる3本の線が表示されます。
バーンダウンチャートの見方
予定通りプロジェクトが進んでいるとき
計画線より下に実績線が描画されます。
予定通りプロジェクトが進んでいないとき
実績線は計画線の上に表示されます。計画から大幅に遅れが生じた場合、アラートとして「炎」のアイコンが表示されます。
大幅に課題が消化されたとき
一番課題を多く完了させたメンバーを称えるメッセージが表示されます。
バーンダウンチャートの作り方
エクセルでデータを纏める時に、日々のスプリントと累計スプリントを集計する。予定線、実績線、累計予定線、累計実績線、進捗結果OK/NGも可視化必要な場合は実績OKと実績NGに分ける。スプリント消化の同時に、不具合も増えるので、不具合のバーンアップチャートも一緒に作ることがある。
データ集計に関するVBAマクロの設計構想の流れ
- マクロ負荷計測開始/終了
- マクロ実行性能向上のために、画面描画の停止
- 書き込む対象のエリアをクリア
- 集計対象ファイル毎のループをかける
- Excelファイルを開く
- ファイルが多い場合は、開くかどうかのフラグを追加
- 読み込み(Excelファイル毎にデータ集計)
- Excelファイルを閉じる
- 書き込み(集計したデータを対象のファイルのセルに書き込む)
- 集計対象ファイル毎のループの終了
- 画面描画の再開
- マクロ負荷計測終了
マクロ負荷計測開始/終了
'マクロ負荷計測
Dim TIMEIN As Single
Dim TIMEOUT As Single
Dim TIMEDIFF As Single
TIMEIN = Timer
'処理
TIMEOUT = Timer
TIMEDIFF = TIMEOUT - TIMEIN
画面描画の停止/再開
'画面描画の停止
Call ScreenDrawStop(True)
'画面描画の再開
Call ScreenDrawStop(False)
Sub ScreenDrawStop(ByVal Flag As Boolean)
With Application
.EnableEvents = Not Flag
.ScreenUpdating = Not Flag
.DisplayAlerts = Not Flag
.Calculation = IIf(Flag, xlCaculationmanual, xlCalculationAutomatic)
End With
End Sub
書き込む対象のエリアをクリア
Range("K5:S22").ClearContents
データ集計のループをかける
For row = 5 To 22
'処理
Next row
Excelファイルを開く/閉じる
FilePathName = FilePath + "\" + FileName
Workbooks.Open FileName:=FilePathName, UpdateLinks:=False
Workbooks(FileName).Close
参考サイト
グラフに関してはBackLog社から参照しています。
https://support-ja.backlog.com/hc/ja/articles/360035644574-バーンダウンチャートの概要
https://support-ja.backlog.com/hc/ja/articles/360034890333-バーンダウンチャートで-進捗を可視化しよう
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